2018年04月20日

OT協会誌2018年04月号掲載 連盟便りより【平成30年日本作業療法士連盟総会が開催されました】

= 研修会の講師は作業療法士初の国会議員堀越けいにん氏=

日本作業療法士連盟事務局 米永まち子

3月11日(日)日本作業療法士協会10階研修会場にて 日本作業療法士連盟総会が開催されました。
全国(西は鹿児島・大分・愛媛・広島から東は山形)から25名の会員が参集、審議議案はすべて承認されました。
その後の研修会では、昨年10月の衆議院議員選挙で立憲民主党から北関東比例ブロックで当選された作業療法士と天台宗僧侶の肩書を持つ群馬県大仁田の37歳の若い議員、堀越啓仁氏に講演をお願いしました。僧侶になる宿命の中、子供時代から生命倫理に関心を持ち、仏教は何ができるかを模索、東日本大震災の体験と、ボランティア活動を通して既成概念が一変、「住むとは」「生活に何が必要か」等を考えるうちに地方自治の重要性に行きつき、町会議員になろうと動いていた折、一昨年参議院選挙があり民進党出馬を押され、結果は落選でしたが24万票を獲得、昨年10月に立憲民主党の立ち上げ時、わずか5日で出馬を決意し見事当選されました。政治家としては、環境委員会に属して動物愛護管理法や食品ロスについて取り組んでいるとの事です。党内では政務調査会副委員長として、予算案等の精査を担当しておられます。作業療法士から様々な要望やOT自身の取り組みが上がってくるそうです。
活動の原点は「その人がその人らしく生きていける社会を目指す」「現場の声が生かされる政治をめざす」との信条をお持ちです。作業療法士として急性期・回復期の病院、訪問看護ステーションの立ち上げと運営、特養・デイサービスでの作業療法士を12年間経験され、作業療法の話ができる初めての国会議員のお話を聞くことが出来ました。会場から「今回の診療報酬は療法士にとって不利であり、やはり政治力を持つ必要がある」、「デイサービスにOTの配置の実現を」等の要望も上がりました。皆様からの要望を国会に届けていきましょう 現在、地方連盟が9か所(大分・北海道・山口・茨城・大阪・東京・山梨・静岡・岡山)あり、各地方でもOTの声を政治家に届けています。今後、沖縄・奈良・愛媛・熊本・広島・兵庫・鹿児島・長崎で設立の動きがあります。活動に協力をお願いします。まずは連盟会員になりましょう。

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OT協会誌2018年03月号掲載 連盟便りより 【雑 感】 】

済生会山形済生病院
笹原 寛

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 私事で恐縮だが、日本全国でインフルエンザが猛威を振るう中、私もその流行に遅れまいと患者の仲間入りをした。診断を頂いたのは人生初だが、過去を振り返ると同じようなエピソードが何回かあったので、知らず知らずのうちに罹っていたかもしれない。
 さて、この原稿を書いている頃の全国ニュースでは、スポーツ関連は冬季オリンピック一色、社会面は国内外の事件事故の他に記録的な積雪による被害状況が流れ、政治関連では政治家の不祥事と疑惑関係に時間を割かれている。医療や福祉ではどうであろう。国民的な身体的健康志向の高まりにより、いわゆる健康食品やダイエット情報が満ち溢れ、視聴者は食ったり食わなかったり大変だ。しかし、高齢社会や地域崩壊危機等の問題については、殆ど目耳にしない。先が見えにくくネガティブな話題は避けられるのであろう。この国ニッポンの課題は何なのか。果たして、この国のマスコミは大丈夫なのであろうかと、ふと思う。
 就職して暫くした20代半ばの頃、労働運動を機に某政治関連団体に籍を置いたことがある。入会の時に某団体幹部らは政治や社会の問題を明確に指摘し、改革の必要性を饒舌に述べ、変えるのは我々みたいなことを言っていた。集会や講演会に参加したり、チラシや資料配布をお手伝いしたりしたが数年でやめた。週休一日の時代に休日の時間を政治活動に費やすことは気持ち的に大変だった。もっとやることがあると、その時は思った。と言うか、単に日々の臨床に専念しようかと。
 若者の政治離れが叫ばれて久しい。30年前も同じようなことを言われていた。然りとて、政治を軽視している訳でもないだろう。しかし、常に成果が求められる現場の最前線にいる者が、理念や理想だけで付いて来るだろうか。その活動で結果をコミット出来るのかしら? この行動のビフォーアフターはどうよ? なかなか厳しい意見が出てきそうだ。其の実、地域にもインフルエンサーが欲しいのである。さあて、人材発掘の作業を進めていこう。
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OT協会誌2018年02月号掲載 連盟便りより【起業して、作業療法士連盟の活動について感じること】

秋田県責任者 村井 順
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皆さんは、どのくらい作業療法士連盟の活動内容をご存じで、関わりをもっていますか?私は秋田県の責任者とは言いながら、今では会社の経営や事業所の運営に追われ、直接活動に協力できていない状況です。
この場をお借りして反省します。

さて、私自身、起業して約5年。今まで未経験であった人付き合いが急激に増えております。例えば、ご近所さんや地域の皆さんとの交流、他事業所や行政機関との関わり、税理士・保険会社・商工会・金融機関等、様々な人が結び付くことで会社の経営が成り立っています。
 作業療法士が働いている勤務先の多くは、病院や施設等ではないかと思います。そこでは、該当する法律で報酬が決められ、得られた売上げの中から給与が支払われています。周知の通り、報酬は省庁間の折衝により決定され、国会での承認を得て決められております。私個人としては、議員という立場ではありませんが、秋田市主催の部会に委員として参加させて頂いております。そこでは、地域の課題を抽出、対応策を検討、提言の取りまとめ、市議会へ提出、といったことが行われ、地域の皆様がより生活しやすくなるような条例を作っていく活動もしています。これはとても責任と面白さを感じる活動です。法律や条例を作っていける立場で働く人・市議会議員・県議会議員・国会議員等の中に、人々の生活を支え、国づくりや街づくりに参画していける作業療法士がいてもらえれば・・・と願うばかりです。

 ということで、私たちの代表である連盟の活動に、野心・情熱を持って協力してみませんか? さて皆さん、今年はどう行動しましょう?

<写真(似顔絵)脳性麻痺のAさん画>201802_連盟便り_村井氏似顔絵.jpg
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