2018年04月20日

OT協会誌2018年03月号掲載 連盟便りより 【雑 感】 】

済生会山形済生病院
笹原 寛

201803_連盟便り_笹原氏画像.jpg

 私事で恐縮だが、日本全国でインフルエンザが猛威を振るう中、私もその流行に遅れまいと患者の仲間入りをした。診断を頂いたのは人生初だが、過去を振り返ると同じようなエピソードが何回かあったので、知らず知らずのうちに罹っていたかもしれない。
 さて、この原稿を書いている頃の全国ニュースでは、スポーツ関連は冬季オリンピック一色、社会面は国内外の事件事故の他に記録的な積雪による被害状況が流れ、政治関連では政治家の不祥事と疑惑関係に時間を割かれている。医療や福祉ではどうであろう。国民的な身体的健康志向の高まりにより、いわゆる健康食品やダイエット情報が満ち溢れ、視聴者は食ったり食わなかったり大変だ。しかし、高齢社会や地域崩壊危機等の問題については、殆ど目耳にしない。先が見えにくくネガティブな話題は避けられるのであろう。この国ニッポンの課題は何なのか。果たして、この国のマスコミは大丈夫なのであろうかと、ふと思う。
 就職して暫くした20代半ばの頃、労働運動を機に某政治関連団体に籍を置いたことがある。入会の時に某団体幹部らは政治や社会の問題を明確に指摘し、改革の必要性を饒舌に述べ、変えるのは我々みたいなことを言っていた。集会や講演会に参加したり、チラシや資料配布をお手伝いしたりしたが数年でやめた。週休一日の時代に休日の時間を政治活動に費やすことは気持ち的に大変だった。もっとやることがあると、その時は思った。と言うか、単に日々の臨床に専念しようかと。
 若者の政治離れが叫ばれて久しい。30年前も同じようなことを言われていた。然りとて、政治を軽視している訳でもないだろう。しかし、常に成果が求められる現場の最前線にいる者が、理念や理想だけで付いて来るだろうか。その活動で結果をコミット出来るのかしら? この行動のビフォーアフターはどうよ? なかなか厳しい意見が出てきそうだ。其の実、地域にもインフルエンサーが欲しいのである。さあて、人材発掘の作業を進めていこう。
posted by 日本作業療法士連盟 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183032090
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック