2015年03月19日

OT協会誌 1月号掲載 連盟便りより【今こそ、一人一人の声を政治に反映させるとき!!】

今こそ、一人一人の声を政治に反映させるとき!!
日本作業療法連盟佐賀県責任者 米田則幸

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日本作業療法連盟佐賀県責任者の米田と申します。私が所属しております佐賀県作業療法士会は昨年、社団法人として法人化いたしました。現在、会員数は450名を超えたところです。その県士会の中の独立部門として日本作業療法士連盟の佐賀県責任者として連盟の業務に携わらせていただいております。おりしもこの原稿を出筆しております今、衆議院議員選挙の真最中です。
以前、後輩OTに「選挙行ってる?」と尋ねたことがあります。その時の答えは「行ってません」とのことでした。理由を尋ねると、「行っても意味がない」「なんとなく…」という理由でしたが、次に「もし、君らの給料が次の選挙に関連付いて決まるとしたらどうする?」と聞くと「絶対行きます」とのこと。冗談交じりの会話でしたが、この中に真実があると思います。とはいえ、私も若いころは彼らと同じように思っていました。しかし、政治というのは私たちと違う世界にあるのではなく、私たちの思いや言葉が政治の世界を変えていくことが出来るのです。日本は民主主義国家です。色々な主義主張を持っている他職種の方に意見を聞いてもらうためには、10人より100人、100人より1000人の声が必要なことがあるのです。何故、今、我々1人1人が声を上げなければならないか?もちろん、医療・介護保険点数改正にからんでということもありますが、もっと重要なことは我々の職域を守るということではないでしょうか?この原稿が機関誌に掲載された数か月後には、介護保険の改正が行われます。また、地域包括ケアシステムも稼働していきます。この変わりゆく社会システムの中で、政治力の有無というのは重要なことだと思われます。特に若い先生方、「関わらない」というデメリットを選ぶより、「声を届けてもらう」というメリットを選んでみませんか?
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OT協会誌 12月号掲載 連盟便りより【民主的な政治力を有効に活用していく組織が必要!】

民主的な政治力を有効に活用していく組織が必要!
日本作業療法士連盟 熊本県責任者 冨田伸tomita2.jpg

私の母は今年87歳、たび重なる骨折の後遺症と認知症で要介護2となったが、6人の同居家族に見守られながら、なんとか在宅生活を楽しく送っている。こんな母、私が作業療法士になりたての25年ほど前は、熊本県看護連盟会長として精力的に活動していた。病院の管理業務をこなしながら事あるごとに東奔西走し“ベッドサイドから政治を変える!”を唱えて連盟活動を行っていた。キャラクターもどんどん押しまくるブルドーザータイプ、県の党会議に顔を出し地元代議士に堂々と意見し疑問を投げかける、そんな姿があった。ある日「大丈夫?どうしてそんなに頑張れるの?」と聞くと「何をやっているのかわからん団体じゃいかんと!誰かが話をして回らんと何も変わらんとバイ!これが 20年、30年後の看護師のみんなのためになると信じとるからやれると・・・」何気なく聞き流したようなこの言葉だったが、看護の意見をしっかり代弁することが出来る人材を国政の場に送り込み、ある意味思惑通りの政策がその後布かれ、現在良い表現とは言えないかもしれないが引く手天田の看護師バブルといわれるような状況になっている。
わが国の医療制度は、国の政策によって体制が左右される、今後これまで以上に作業療法士を活かし続けるには、強固な政治的な組織、活動が必要となり、その為には多くの会員の理解と協力が不可欠である。
数日前ある若い作業療法士との医療政策についての話の途中「そろそろ熊本から発信する時期がきましたね・・・」と声をかけられた。
力強い後押しの声である。作業療法士の年齢構成をみると40歳以下が8割を占める状況は熊本も同様、これからこの若い層に向けた「仕掛」を探り、熊本の代表として着々と若い力が引き出せる「何をやっているかが分かる活動」を実現していきたい!


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2014年11月05日

OT協会誌 11月号掲載 連盟便りより【若い会員が多い我々こそ未来への大きな力!】

大分県作業療法士連盟の活動を通して感じる政治力
若い会員が多い我々こそ未来への大きな力!

大分県作業療法士連盟
会長 荒木良夫
araki.jpg 大分県作業療法士連盟は、定期的に県・市議会議員との意見交換会や研修会を行っています。特定の議員とだけ関係を持つのではなく、多くの議員と交流を図っています。

議員の方々は、「地域を良くしたい!」との思いが強い人々です。ですから、単なる機能訓練ではない、障害者の地域移行・地域定着を実現させる作業療法の臨床実践に非常に興味を持っていただけます。また、我々の素朴な「お世話型」の支援でなく「自立支援型」の提案を非常に喜びます。(介護給付費抑制の一助となりうる可能性があるから当然???) 

研修会等にご参加いただいた議員みなさんの感想を紹介します。
「若い人中心の団体なのに地域行政に関心があるしっかりした団体ですね。」「若いからこそ今だけでなく将来の医療・福祉について考えていますね。」「権利擁護だけを訴える団体が多いですが、患者さんや家族とか県民のことを考えているんですね。」「行政の策定委員会などの会議に呼ばれているんでしょ? えっ、あんまり呼ばれていないのですか? それは委員になってもらったほうが良いですよね。」

条例(ルール)を作る議会にいる人々に、作業療法士はほとんど知られていない存在でした。しかし、大分県作業療法協会の公益活動とともに連盟が議員に働きかけることで確実に知名度が向上してきているのを感じます。
議員は、住民の代表です。代表として我々の声を形にしていくことが仕事です。そして行政が、しっかり機能しているかチェックする役割を持っています。大分県下でも各市において保健・医療・福祉に関する行政活動は様々です。これらに対する我々の意見を議員に伝え、行政に働きかける必要があります。連盟活動は『我々の未来・日本の未来を作る活動』です。日本作業療法士連盟にまだ未入会の方はすぐに入会してください。いくら日本連盟が国政に働きかけても会員数が少なければ意味がありません。日本連盟の年会費は未来への投資です。今がよければそれでいいわけではありません。
 未来ある若い年齢の多い職種だからこそ 個人個人がしっかり自分たちの将来を考えていることを日本連盟に入会し、しっかり示していきましょう。
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2014年09月30日

OT協会誌 2014年10月号掲載 連盟便りより【OTの仕事と生活を守るには強い政治力が必要】

OTの仕事と生活を守るには強い政治力が必要
                       日本作業療法士連盟 宮崎県責任者 留野健一郎 
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 先月、ある研修会に久しぶりに参加した。開始時間より早く着いてしまった。そ
こに数人がいた。ずっと昔の記憶が蘇り、『今日は参加者はこの人達だけだろうか。
研修会の体を成すのだろうか』心配したが、あっさり裏切られ、またたく間に百名近くになった。時代は変わった。若い作業療法士が熱心に学んでいる。会が終了し、実習で担当したOTが挨拶に来た。久しぶりに見る彼らはいい仕事をしているようで生き生きしている。と同時に毎年新しい作業療法士が誕生し、作業療法の名前も社会性を持つようになってきたが、誰がこの状況を作ってくれたのだろうと思ってしまう。

 臨床の現場にいる時も、作業療法の保険点数を当たり前の様に請求していたが、誰が診療報酬関係をやってくれていたのだろう。私はこの状況は歴代の会長や協会理事の方々、各地の県士会長が、東西の役所や医師会に昼も夜も渉外活動をしてくださったおかげだと思っている。臨床を離れ経営・診療報酬に関ってみると、あの頃の先生方のご苦労や努力に頭が下がる。

 医師会や看護協会は政治力を駆使している。診療報酬改定のたびに一喜一憂し、
点数が変われば数ヵ月後に収入になって現れるため必死である。あの力はすごい。
 今では考えられないが、25年前、老人医療での個人負担はどのような治療をしても
1ヶ月400円の時代であった。政治力である。

 介護保険導入時、作業療法士もいつの間にか認定審査会に名を連ねたが誰が頑
張ってくれたのだろうか。
 知らないところで誰かが頑張っている。おおよそ我々はそのことを知ることなく
給与を得ている。(社)日本作業療法士協会は公益法人なので政治に中立でなけ
ればならないので限界を有している。 

 今、自分達のことを決めることに関わらなければならない。自分たちが、医療や
福祉の専門職として提供する作業療法に見合った報酬を得、仕事と生活を守るた
には、やはり政治力は必要である。

作業療法士連盟を通じ自分達の声を送りましょう
    
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2014年09月17日

OT協会誌 2014年9月号掲載 連盟便りより【誰もやらないことをやろう、作業療法の追及】

誰もやらないことをやろう、作業療法の可能性の追求_gima_.jpg
日本作業療法士連盟
沖縄県責任者 儀間 智


「誰もやらないことをやろう」「社会に求められているものをつくろう」「自分がやりたいことをやろう」これが、私の仕事に対するモットーです。
 私は今、毎日が楽しく、ワクワクしています。それは、無限の可能性を秘めている作業療法をどんなふうに展開していこうかと、いつも考えていられるからです。

 私は2002年に沖縄県金武町で、琉球リハビリテーション学院を開校致しました。日本で初めてのセラピストがつくった学校です。知識、技術はもちろんですが何よりも臨床現場で求められる人材、療法士という「職人」を養成しようと「やる気と根気、追及する力を育てる」教育を進めています。
 私は他にもこれまで様々な病院や施設で作業療法部門の開設を支援し、クリニックや通所リハビリテーション、通所介護、居宅介護支援事業所、児童デイサービスや就労支援事業所の開設、経営をしてきました。これら作業療法士の活躍する場を作っていくことが私の使命とも思っていました。

 そしてその一方で、様々な乗り越えられない課題に直面してきました。その乗り越えられない課題の原因は、これらの事業が全て国の保険制度によるものだというところにあります。そして目の前で困っている対象者の期待にどうしても応えられなかった私は、国に対して対象者の声を届けなくてはならないと考えるようになりました。

 私たち作業療法士の多くは、医療保険、介護保険など国の制度の中で仕事をしています。これらを自覚し仕事に取り組むこと、対象者のニーズにしっかり応え対象者の満足度を高めることはもちろん、地域の様々な課題に対して取り組むまちづくりの視点を持つことが重要であると考えています。ひいてはこのまちづくりを推進する国政のあり方こそがもっとも重要であるとも考えます。
 
 私たちは、作業療法が人々の健康に役立つことを知っています。であるならば、私たち作業療法士が活躍する職域を拡大し、地域社会にさらに貢献し、人々の健康に役立っていくことにチャレンジしたいと思いませんか。そのためには、一丸となって、国民に訴えていくことが必要です。国政に影響を与えられる作業療法士の国会議員を送り出し、政治力を高め、作業療法の普及・発展、作業療法士の地位向上を目標に一緒に取り組んでまいりましょう。そして一人でも多くの作業療法士が一人でも多くの対象者に満足していただける地盤を作っていきたい、今はこれが私の使命だと思っています。
 2014年4月、金武町ぎんばる地区に「金武リハビリテーションクリニック」「発達支援センターぎんばるの海」「海洋療法リハビリテーションセンター」を開設致しました。ぜひ、金武町に遊びに来てください。ぜひ、夢を語り合いましょう。
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OT協会誌2014年7月号掲載 連盟便りより【リハ議連設立!】

リハビリテーションを考える議員連盟が設立されました。
日本作業療法士連盟
副会長 比留間ちづ子


  昨年11月13日、自民党本部においてリハビリテーションを考える議員連盟の設立総会が開催されました。本議連はリハビリテーション専門職(PT・OT・ST )の活動を共に考え、40年前から変わらない「PT・OT法」の課題の解決に向けて、現状や将来に向けて考えようと自民党議員53名が加盟して設立されました。リハ議連発足の動きは昨年春から強まり、自民党丹羽雄哉氏、河村建夫氏、鈴木俊一氏、豊田真由子氏が呼びかけ人となり、田野瀬太道氏が連絡役となって実現したものです。
 リハ議連会長には、永年にわたり保険・医療・年金問題に携わり、厚生大臣を歴任、リハビリテーションに理解のある丹羽雄哉衆議院議員が選出され、事務局長はリハ議連の事務局長は田野瀬太道議員、事務次長は豊田真由子議員が承認されました。設立総会に出席された議員は9名でした。rihagirennsoukai.jpg
傍聴者はPT協会から27名、 O T協会から5名、ST協会から3名、OT連盟からは谷・比留間・二神副会長、長井・和久幹事が参加しました。総会ではPT協会半田会長、OT協会中村会長、ST協会深浦会長が意見発表し、高齢社会と少子社会に関するリハビリテーション三職種の活用についての要望書を提出しました。
要望は以下の5項目です。
 @ 訪問リハビリステーションの創設
 A 地域ケア会議等へのPT・OT・STの活用
 B 認知症に対するPT・OT・STの活用
 C 生活習慣病に対するPTの更なる活用
 D 腰痛予防に対するPT・OTの更なる活用

 総会では各議員のご自身の体験なども加えてリハビリテーションへの認識は高くその重要性と発展への尽力についての発言が多くあり、今後の情報連携強化が期待されます。
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OT協会誌 2014年6月号掲載 連盟便りより【民の意見や提案は議員を通して行政が動き実現する】

民の意見や提案は議員を通して行政が動き実現するkumagaikanji.jpg
日本作業療法士連盟 東海・北陸ブロック幹事  熊谷範夫


 県士会長になった頃、役所に作業療法士の説明に伺ったことがあります。地域住民のために作業療法がお役にたつことを理解していただければ、活躍の場を作っていただければなどと、がんばって訴えかけましたが、窓口の係りの方のみの対応で、皆さん「伝えます。」で、終了。なんとも、無力感に苛まれておりました。
 そんなことを知り合いの福祉施設長に愚痴っていましたら、その方がすぐにいずこかに電話。「まずこの人に話を聞いてもらいなさい」。と言われ、代わった相手は市議会議長でした。聞いていただいた後、議長より、もう一度役所に行くように言われました。伺うと、応接室に通されそこには福祉部長と幹部職員がずらり。「議長よりお話を伺うように言われました。」びっくりしたのと、緊張してしまい、うまく口が回らなかったのを覚えています。

 議長に電話して下さった福祉施設長にお礼に伺うと、まず、世の中の仕組みを知りなさい、とのこと。市や県などの行政はそれぞれの議会により決定されたことを行う場所行政を動かしたければまず議会に働きかける必要があり、議会とは議員により構成されていることその議員を決めるのは市民による選挙であること。したがって、市民の意見を一番気にしているのは議員であり、議員をとおして行政が動く のです。市民のためになる意見や、提案は、すべてその代表である議員を通して実現されるのです。国も同じです。中学の頃、習った覚えがある常識のはずでした。
 選挙には行った覚えのある人は多いでしょうが、議員と話をしたことのある人はどうでしょう。意外と門戸は開かれていますよ。
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OT協会誌 2014年5月号掲載 連盟便りより【より高く より広く】

より高く より広くms.suzukiakiko[1].jpg
初代日本作業療法士協会会長  名誉会員 
(協会会員番号 1番)
現 北海道大学新渡戸カレッジ フェロー
                    
  鈴木 明子

 厳しく叱られた。「OTはWFOTの継続した会員として活動すること。これは義務です」。1962年Spackman先生は私の身障のスーパーバイザーでWFOT第3回学会長で「作業療法」の著者でもあった。当時私はフルブライト留学生としてコロンビア大学医学部OT学生で、全く新しい職種の資格試験に没頭していた。OTとPTの先生方、フィドラー先生、ブルンストローム先生、他トップクラスの教授・医師に育てられた。「患者さんのために高度の治療を行い、業績を残しなさい。」とも言われた。

 1966年、22名のOTと協会を設立し、13年間初代会長を務めた。

 日本のOTとPTを世界水準で認めてもらうには最低、養成校卒業が必要であった。しかし、わが国には「類似行為をしていた人々を経過措置として認め、2カ月の認定講習で国試を・・」という法が存在していた。1970年PT協会、リハ医学会などと協力して、養成校を増やすために、経過措置の反対運動をした。
鎌倉矩子渉外部長と昼夜を忘れ準備した。50名の国会議員に面談し、この制度を8年で中止してもらった。ある人から「議員になるよう」熱心に勧められたが、OTが好きなので辞退した。

 2013年から「北大新渡戸カレッジ フェロー」の仕事をしている。文部科学省支援でグローバルリーダー育成事業が始まり、同窓会から海外活動経験者の「ベスト10」に選ばれた(82歳なので年齢制限を心配したが)。北大で講演、学生面談、合宿、研究会があり東京での会議もある。

 今年、横浜でWFOT学会がある。世界中からOTが集まって来る。癒しの技術向上で人々をより幸せにするために。大成功を祈っている。
若いOTには心をより高く広く、政治的関心を持ち、判断力でOTの専門性を磨いて育って欲しい。かつての教え子や仲間が連盟を作っている。とても嬉しい。Keep going !

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2014年09月16日

OT協会誌 2014年4月号掲載 連盟便り【今に満足していますか?】

今に満足していますか?mourikanji.jpg
日本作業療法士連盟
企画調整部次長・四国ブロック幹事 毛利 雅英
 

 皆さんは、今の仕事や業務に満足していますか? これは、仕事の満足度を決定する重要な要素としての、「仕事や業務量に見合った給料所得がありますか? 」と言うことを問うものである。
 
 昨今、作業療法士も初任給300万円前後と養成校から聞く。
一般社団法人)日本OT協会長の中村春基氏が最近必ず、「2035年の医療・介護施設大閉鎖の中で、職場と給料が保障されているのであろうか? 」。そして3つの項目の中の一つに、「制度(国・自治体等・他団体)に責任を押し付けていては、何も前進しない」というのがある。これこそまさしく連盟の仕事・役割であろうし、耳も痛い。
 
 医師会も薬剤師会も看護協会も、診療報酬改正・介護保険改正の折には、減収影響が少ないように、事前に各々選出の大臣・大臣経験者・国会議員が、各連盟と各協会とが連携し、そして政治に組み入って、「利益保守向上が実現できるように」要望をあげている。(作業療法士にはいない:理学療法士は山口和之氏がいるが、あくまでも理学療法士)

 われわれ作業療法士は、日常の臨床に従事しながら、その成果を発表し、相互に研鑽し合い、知識・技能の向上に努めるとともに、その成果を制度化して職域の拡大を図り、効果への対価つまりは報酬の新設や向上を目指すなどして、作業療法士の社会的地位の向上に努めている。
 
 この同じ目的のためにOT協会は「職能団体」として関連諸制度を実務的に管轄・運用にている行政府に働きかけOT連盟は「政治団体」として関連諸制度を立法化する立法府(国会、国会議員)に働きかける。つまり協会と連盟は車の両輪である。どちらのアプローチもそれなりに有効であり、うまく連携できれば相乗効果も期待できる。どちらかだけで良いということではなく、どちらもあってよく、どちらも必要である。

 これまで作業療法士の世界では政治的な動きは希薄であった。
そのためか、連盟の活動に対しても、慣れないことへの抵抗感、政治的なものへの漠然とした不信から来る忌避感をお持ちになる向きも少ないと思う。しかし大事なのは車の両輪である。作業療法による国民の健康と福祉への貢献という究極の目的さえ見失わなければ、後は偏らず、バランスよく、時と場に応じて適切で有効なアプローチを活用し、淡々とことを進めていくしたたかさも必要だろう。

 皆様に連盟への入会を是非ともお勧めしたい。



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OT協会誌 2014年3月号掲載 連盟便りより【OT連盟総会 大阪にて開催!】

平成26年日本作業療法士連盟総会が大阪で開催されました
日本作業療法士連盟
事務局長 米永まち子
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 今年で5回目となる日本作業療法士連盟総会が平成26年2月9日(日)大阪のハートンホテル北梅田において開催されました。7日夜からの大雪で主な交通網に大きな影響が出て、総会当日朝まで気がもめましたが、幸い大阪は雪もなく、予定通り開催する事が出来ました。総会員数881名 出席者は33名 委任状419通 計452名で総会は成立となりました。直前まで委任状が大きく不足し、ブロック幹事や都道府県責任者に委任状提出催促のご協力をいただいたおかげです。(会員数:昨年比132名増)
研修会は「日本におけるHealth Professionalsの役割」の演題で衆議院議員とよた真由子氏(昨年11月に設立した「リハビリテーションを考える議員連盟」の事務局次長)が私達作業療法士に向けての議員からみた使命や期待を熱く語られました。議員になる前は厚労省で勤務され、リハビリテーションについてよく理解されている議員で今後に大きな期待が持てると感じました。toyotamayujkosensei.jpg
懇親会は田野瀬太道衆議院議員、山口かずゆき参議院議員、和田勝連盟顧問のご出席もあり、作業療法士有志によるフラダンスで大いに盛り上がった会となりました。

 課題作業療法士連盟会員数を大きく増やして、政治への発言力を強める事が第一です。政治は数の力で動きます。なによりも作業療法士協会員の理解と協力が不可欠です。連盟会員に向けてホットな情報をその都度電子メールで伝え、連盟の活動への協力と理解をより深めてもらえるよう努力します。作業療法士から国会議員を輩出する使命も引き続きます。活動資金が乏しい現状もあります。

 昨年までに大分県、山口県、北海道と地方から作業療法士連盟が立ち上がり、これに続く機運が高まりつつあります。日本作業療法士協会とそれぞれの役割を分かちながら共に「作業療法の未来のために」連盟活動を続けてまいります。

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